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決算を締めてから~
早いもので2025年3月が終わり、12月決算の法人はやっと一息つく頃となりました。本記事では、締めた後に何をすべきなのか、スケジュールも含めた弊社で展開するサービスのポイントを整理します。
準備と計画
法人が決算完了後に行うべき手続きはかなりボリュームがあり、また専門的な知識や法改正などに遅滞なくついていく必要もあり、ハードルの高さを感じておられる方も多いのではないでしょうか。
弊社でも毎年入念な準備と計画が必要になります。
業務をざっとあげてみると、
1.法人税や消費税の申告・納付(会計・税務)
2.株主総会の議案作成・招集通知・開催(法務)
3.事業報告・計算書類・決算公告(法務・会計)
4.法定調書・支払調書の作成・提出(税務)
5.財務諸表・決算報告書・短信の作成・提出(法務・会計)
6.役員変更登記(法務)
7.予算などの経営計画の見直し(会計・経営)
これらの手続きを適切に行うことで、コンプライアンスを遵守し、経営の透明性を確保することになるため、とても重要な業務です。グロース・コンティニューでは、これらの業務をクライアントと協力しつつ、スピーディーに対応する体制を構築しています。
弊社サービスの一例 事業報告・計算書類の作成
一例として、事業報告・計算書類の作成についてご紹介いたします。
事業報告・計算書類の作成には、以下のような業務と注意点があります。そして、それぞれのポイントをしっかり押さえた事業報告の作成を弊社では提供させていただいています。
- 1.財務諸表の分析と記述
- ポイント: 貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュ・フロー計算書(CF)を正しく解釈し、財務状況や業績のポイントを明確に伝える。
- 2.個別注記・重要な会計処理の説明
- ポイント: 減損会計、引当金、税効果会計など、適用した会計基準や変更点を適切に説明する。
- 3.事業リスクの開示
- ポイント: 経済環境、業界の動向、法規制の変更、財務リスクなどを適切に評価する。
- 4.役員報酬・取引の開示
- ポイント: 会社法や金融商品取引法に基づき、関連当事者取引や役員報酬の詳細を正確に記載する。
- 5.ガバナンスの記載
- ポイント: 企業統治(コーポレート・ガバナンス)の状況を説明し、社外取締役の役割や内部統制の整備状況を明確にする。
- 6.税務関連の開示
- ポイント: 税務リスクや繰延税金資産の回収可能性など、税務会計の専門知識を要する項目を適切に開示する。
決算締め後にも適切なサービスを
決算後に何をいつまでに作成すればいいのか、誰がやるのか、お困りの法人様からの問い合わせをいただいております。
弊社では、月次決算や年度決算の締めだけではなく、締めた後に何をすべきなのか、スケジュールも含め、ポイントを整理し、ご提供しております。
財務・会計・法務の専門知識を持ったスタッフと、会計士や税理士、行政書士など適切な専門家のサポートを組み合わせた弊社のサービスをぜひ一度ご体験ください。